ABOUT
TSC水路補修工法
既存の水路を取り壊す事なく表面劣化や中性化の進行した水路を補修、水路の寿命を向上させます。
適合
- (一社)農業土木事業協会発行「農業水利施設保全補修ガイドブック」掲載工法
- 農業水利施設の補修・補強に関するマニュアル 「開水路補修偏」の無機系被履工法及び断面修復工法の品質規格
特長
① TSポリマー40A(水溶性特殊カチオン樹脂アラミド繊維入りモルタル)を使用
アラミド繊維とは
アラミド繊維は引張強度や耐熱、耐摩耗性が高く、また非伝導など様々な性能を有する高機能繊維の1つ。
- 引張強度、付着耐久性が向上、ひび割れやクラックの発生率を低下させる
- 耐摩耗性が向上、補修後の耐用年数を向上させる
②TSシーラー(けい酸塩系表面含浸材)を併用
プライマーとして
- 下地コンクリート表面へ浸透、脆弱部を強化すると共に接着性を向上
表面保護として
- 表層部に浸透し、耐摩耗性、防水性、耐候性、耐薬品性、表面強度を向上
- 水蒸気透過性を阻害することなく中性化抑止、ひび割れ・クラック発生予防、塩害・スケーリングを防止
施工フロー(例)
01
- 下地処理
- 下地コンクリートの脆弱部、汚れ等を高圧洗浄機で処理
02
- 劣化防止工
- TSシーラーを噴霧器、ローラー等で均一に塗布
※下地コンクリートの強化とプライマーを兼ね、付着強度向上
03
- 断面修復工
- TSポリマー40Aをコテ塗りにて元断面に修復
04
- 不陸調整工
- TSポリマー40Aをコテ塗りにて不陸調整
※不陸調厚が薄い場合、表面被履工と同時施工
05
- 表面被履工
- TSポリマー40Aをコテ塗りにて平滑に塗り付け仕上げ
06
- 表面保護工
- 表面被履工の表面保護としてTSシーラーを噴霧器、ローラー等で塗布
※中性化・対摩耗性・対凍害性の更なる向上が図れる